CFM財団と大学との連携を通し、基礎研究を支援します。

CFM・インペリアル数理ファイナンス研究所

CFM・インペリアル数理ファイナンス研究所は、CFMと英インペリアル・カレッジの数理ファイナンス・グループとの提携により、2014年に設立されました。定量的モデリングと金融リスクの管理を通じ、複雑化した金融市場の理解を深めることを目的としています。

学際的なCFMリサーチチームは、リスク管理や金融市場規制における複雑な問題に対し革新的なソリューションを提供します。また、学会と実務専門家によるユニークなコラボレーションを通じ、次世代のリサーチャーとリスク・マネジャーを育成しています。例えば、金融市場の流動性の力学モデルは、金融市場の安定性と暴落が起きる可能性を理解するのに最も重要です。

当研究所は下記を通してゴールを達成します。

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  学会と実務専門家による共同の研究活動

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  金融コミュニティーと研究結果を共有することを視野に入れた、理論と実務の接点となる著名な科学的イベントを企画

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  金融リスクの定量的モデリングに関連したテーマの博士課程学生を対象とした奨学金提供

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  CFM・インペリアル・博士リサーチャー資格に基づき、インペリアルのリサーチャーに当研究所での研究に参加する機会を提供

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  目覚しい活動を行う海外からの学者を英インペリアル・カレッジに招き、CFM・インペリアル・特別ゲストスピーカー・シリーズを通して研究所のメンバーや学生と交流する機会を設ける

CFMリサーチ財団

CFMのビジネスと投資戦略は、金融への学術的アプローチを基盤に成り立っています。主に物理学などのハードサイエンス分野における博士号の所持者であるリサーチャーの学術的背景を活用し、金融市場における非効率性を探求しています。トップレベルの教育機関から多くの人材を採用しており、CFMの創始者も同レベルの学術的背景を有しています。そのため、世界トップレベルの大学と常に良い関係を保ち、身近な存在であり続けています。これは特に、本社を構えるフランスで顕著だと言えます。2009年、CFMの直接的な投資対象を超えるものの、理解と強い興味を持つ分野のリサーチに直接寄与することに決めました。こうして、リサーチを目的としたCFM財団が生まれたのです。

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  毎年3件~5件の精密科学(例:物理、数学、経済、理論生物学)の分野におけるPhD.論文執筆のための資金の融通。毎年3万ユーロの奨学金を支給、内10%は奨学生による国際的学会での発表や海外の研究室訪問などの際に生じる移動費へ充てることが可能。

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  研究者間における国際交換の後援

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  研究白書および論文の出版における支援

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  シンポジウムや学会の企画や参加の支援

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  リサーチ案件への資金の融通

また、企業と学界における収入差が拡大し、それに起因して起きる、研究者が時期尚早に就職する傾向を長らく問題視してきました。期待される若い科学者に奨学金を提供し、学費の心配なしに博士号を取得できるようにすることで、前述の問題解決を支援してきました。当財団は、学生や研究テーマ、博士号アドバイザーの優秀さを基準に奨学生を選びます。奨学金はフランス人以外の学生にも門戸は開かれており、奨学金に縁のない優秀な留学生を招き入れることを望んでいます。